3月 2020

疫病と政治家

今のところ、COVID-19と言われる新型コロナウィルスが世界中に流行している。様々な隔離政策やイベントの延期または中止が各国で見えるし、トイレットペーパー等の買い溜めなどのパニックの現象も見られる。この中で、私にとって患者に次いで政治家が可哀想に見える。 なぜかというと、情報が足りない状況の下、極めて重大な判断が迫るからである。例えば、横浜港に停泊したクルーズ船の乗客乗員を船から下船させるか、船内に留めるかという判断は、数週間前に必要となった。その時点で、COVID-19の質は分かっていなかった。中国でも、情報収集と分析が始まったばかりだった。だから、下船の結果は予想できなかったし、船の上の感染状況も予想できなかった。それでも、判断しなければならななかった。...

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