カテゴリー集団社会の利点

連帯感

集団社会を築こうとすれば、集団が重要になるのは当然だ。それが個人にとっていいことになる条件の一つは、集団の中の連帯感なのではないか。仲間と一緒に活動していると感じたら、心強いし、生き甲斐も感じるだろう。先に描写した集団の構造で、連帯感が発生するとも思える。 なぜかというと、同僚との競争は基本的にないからだ。職場恋愛紛争があるかもしれないが、仕事上、別な集団と競争するとしても、同僚と競争しない。待遇や収入は成績に基づかないからである。待遇等は単純に入団から経った時間に基づいて計算されるので、同僚との関係を変えることはできない。自分がさらに早く入団したように状況を変更することは絶対に無理だから、上下関係や収入の多少の関係は変わるはずはない。...

安定感

集団社会の最初の利点は、安定感を与えることなのではないかと私は思う。つまり、そのような集団に一旦入ったら、もう競争する必要がなくなる。将来に心配する必要もない。役割を著しく怠らない限り、定年退職まで働いて、ある程度余裕のある老後を過ごすことができる。 もちろん、会社の倒産や国家崩壊の可能性があるし、日本で大地震の恐れはいつもあるが、そのような社会規模な災害が発生しない限り、20歳で70歳までの人生が描ける。それ自体は嫌な人もいるが、そのような人が集団に入らなくても良い。 この安定感には二つの重要な要素があるだろう。 一つは、生活について心配しなくても良いことだ。その心配はなければ、自分の活動に集中して、ベストを尽くすこともある。それとも、仕事に必要な努力を注ぎながら、趣味等を楽しむことも考えられる。...

集団社会の構造

日本のような集団社会にはどのような利点、どのような魅力があるのか。西洋から日本を見たら、「アリのように個性を否定して集団のために自分を犠牲としながら働く」の罵ることがあった。個人を重視する文化から理解できないことを見て、強く批判してきた。私も、イギリスでの生まれ育ちなので、同じような反応を感じる。しかし、それはただの偏見である可能性もある。長年続いてきた社会構成には利点があるに違いない。欠点ばかりだったら、高度経済成長をもたらしたことはないし、すぐに崩壊するはずだろう。もちろん、欠点もあるのも当然だが、西洋からあまり見られない利点に焦点を当てたい。そうするため、まず考えている構造を具体的に描写しなければならない。実際の日本社会には多種多様な集団があったし現在もあるので、全てを簡単に考えることはできない。...

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