乗用車の排気ガスが気候変動を促進する。その上、含まれている汚染物が道路付近の空気を汚して、住民の健康へ悪影響を与える。さらに、交通事故で毎年数百人の子供が犠牲となる。車依存のため人が運動不足になって、健康が崩れる。そして、社会的に車が必要となると、運転できない人、つまり子供、高齢者、障害者、貧困者は大変不便な立場におかれてしまう。
長期的に見れば、私有車離れを促進するのは良いと思わざるを得ない。しかし、現代の社会には乗用車が深く織り込まれているので、外すために大変慎重に取り組まなければならない。そして、私は車を所有したことはないし、運転免許をイギリスで持ったとは言え、日本で持ったことはない。だから、個人的に車離れを完全させるのは極めて簡単である。何もしなくていいさ。だからこそ慎重に考えなければならない。他人を自分の生活に合わせようとしたら、真摯な検討は必須である。
だから、前以て私有車を禁じるべきではないと思うことを断りたいのである。意志の尊厳から見れば、それは明らかである。ただ、日常生活に不要とするべきであるとも思う。仕方がなく車を持つ人がいなければ、車を持ったり運転したりする人は、自分の意志のためにやっていることは確実になる。社会の構造で車を無理矢理使用させられたら、それも意志の尊厳に抵触する。
この問題は、市区町村レベルで取り組むべきだろう。なぜかというと、車を持たずに生活が自由にできるために、公共交通機関を充実させたり、都市計画で徒歩で生活ができる環境を整えたりする必要がある。これは、国家にできないことである。助成金を出すぐらいなら、国家もできるが、その重要な実現は地方自治体の責任になるのではないか。
都市で、それほど難しくないだろう。普段、バスなどはもう充実しているので、調整で現在のニーズを満たしているかを随時確認する程度で維持できるのではないだろうか。都市で、自転車の使用を促すことも良いし、車はないといけない施設を建てさせないと良かろう。その上、歩行者天国を用意して、市内の車利用を抑制することも良かろう。これも、場所によって個別に政策を考えるべきである。
田舎の方が難しい。買い物などは遠いので、車抜きに生活できない場合は多い。この環境で自動運転のバスの需要があるのではないかとも思える。田舎に住みたい人の多くは、道路が混まないことを魅力とするので、利便性は都会ほどではなくても許されるだろう。だから、1日に数回買い物に行ったり、駅に繋がったりする路線があれば、もしかして足りるのではないかと思う。しかし、田舎の状況は都会より個性的だと思う。隣接する自治体が一緒に考えて、計画を立てる必要もあるのではないかと思う。
このように取り組めば、道路の混み具合が良くなるし、環境への影響が緩和される。一方、自動車産業を重視する日本の経済への影響にも考慮しなければならない。環境問題は喫緊であるとしても、この政策を慎重に、そして段階的に導入した方が良いと私は思う。
GPS誤差1センチ、精度世界最高 三菱電やNEC
三菱電機とNEC、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は次世代衛星を使う世界最高精度の位置測定技術を共同開発した。現在の全地球測位システム(GPS)と比べ位置の測定誤差を1000分の1の1センチ程度にできる。自動車や鉄道の無人運転など次世代交通システムの基盤技術となる。2018年にも企業が国内でサービスを始める。日本のインフラ輸出の切り札にもなりそうだ。
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDD300K8_Q3A530C1MM8000/
各地の自動車の位置を逐一把握し、最適な交通路を自動算出し走行する。
後は電気自動車に転用すれば問題ない・・・とは云うものの事故の過失はどうなるのかと議論を呼んでいるのだけれど。
通学(甲) 1か月7,300円 3か月20,810円 6か月39,420円
http://www.city.kawasaki.jp/820/page/0000008694.html
424,920円
「未来の自分」を描いたとき
http://www.kotonoha-taisho.jp
生憎、自分の発想に基づいた作文を書き出しますが、このような募集に興味を持ってくれないことは多いです。見せますけれども。ありがとうございます。