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性的な作品と商売

美術的な作品には性的な要素が入っていることは少なくない。油絵で裸体の名画が多いが、それで性的な要素になっている。それ自体は問題にならないことはもう述べている。 しかし、商売になると、問題がある。それは性的な誘惑から発生する問題である。例えば、有名な美人女優がある映画でヌードシーンをすることが明らかになったら、そのヌードを見るために映画を見に行く人は少なくないだろう。建前を別な理由とすることは多いが、本音はそうなのではないか。写真集の基本もそうである。...

体認識

体認識は自分の体に対する認識や評価ということだが、課題として性の誘惑とちょっと離れると思われる。確かにその通りだが、つながりもあるし、裸の話とも関わるし、産霊の概念と深く関係するので、ここで論じたいと思う。 自分の体を意識するのは当然である。体は殆どの行動に必要であるからだ。では、どのような認識を持つべきであろう。 産霊を鑑みれば、体は産霊にも重要である。他の創造の手法としてだけではなく、自分の成長の重要の一部として考えるべきだろう。だから、体の現状を肯定的に考えるべきである。その上、体の向上も考えるべきだ。健康で丈夫な体自体は良いし、他の創造や成長に貢献するので、それを目指したら適切だろう。...

裸と性

裸と性の関係は明白ではない。必然的な関係はないのは明らかである。一人でお風呂に入ることは性的な行為ではないが、裸になるのは一般的だ。逆に、裸にならずに性的な行為を行うことはできる。(詳しい情報が欲しかったら、ネット検索でどうぞ。)それでも、無関係ではない。 色欲との関係から始めたいと思う。原則として、他人の露出された体を見ることは、色欲を彷彿させる。個人の好みは程度に強い影響を与えるが、基本的な効果があるようである。そして、その色欲から影響を受ける。相手を味方とすることは多いが、刺激は強すぎて反発を招くこともある。それで、特定の人の裸に慣れることはできる。慣れたら、その人の裸から影響をそれほど受けない。しかし、一般的に慣れることできない。現在社会では、男性にとって女性の裸を見る機会は(ネット上で)溢れる。(逆もそうである。)それでも、男性の興味がなくなる兆しは一切見られていない。...

性と美術

性と美術の家系は深い。芸能の場合は特にそうであるが、絵画も彫刻も小説も関係する。惟神の道で性を肯定的に見るし、美術や芸術のような創造を産霊の一部として高く評価するので、性の美術を評価するのは当然だ。それでも、色欲の強さがここにも問題を齎す。作成する側からも鑑賞する側からも考えなければならない。 性の要素は強い作品を作成すること自体は性的な行為である。産霊の表現であるため、良質な性的な行為でもあるので、原則としてやっても良いのだし、自分の色欲に沿わない場合、一人で作成すれば問題はない。例えば、異性愛の男性がBLの漫画を描けば、問題は見込めない。作品だけのために動くからである。ただし、自分の色欲と合わない性的な作品を作り出すのは困難だと言われる。なんか情熱が欠けると言われることは多い。...

良質な性的行為

色欲は非常に強いので、有害な行為と繋がることは多い。それをどうやって避けられるのだろうか。答えるために、まず良質な性的行為は何だろうと考えなければならない。 欧米では、最近「同意があると良質で、同意はないと悪質である」との単純な基準が流行っている。これは単純すぎると思わざるを得ない。確かに同意はないと悪質であるが、同意があっても良質であるとは限らない。この単純な枠組みに入れようとして、全ての良質ではない性的行為に同意はないように解釈しようとする傾向があるが、それで「同意」の意味がかなり歪められる。例えば、「はい、しよう」ということは同意ではない場合があると強調される。脅迫はない限り、それは認められない。「はい、しよう」は同意を表す表現に他ならない。一方、そう言っても性的行為が良質ではない場合を認める。同意は必要条件ではあるが、十分条件ではない。 惟神の道の観点から考えてみよう。...

性と未成年者

子供は同意できないので性的な行為はダメであるとよく言われる。結論には異議がないが、根拠は間違っていると思う。その間違いから重要な方針の間違いが生まれると思うので、正したい。...

性と同意

色欲の誘惑性は重要な課題であると述べたが、性的な行為の称賛になった投稿もあった。ここで、誘惑性への対応に本格的に戻りたいと思う。 性的な行為には同意は重要であると考えない社会はほとんどない。確かに、場合によって女性との性的な行為の場合、女性の同意ではなく、女性の父親の同意が必要となる社会もあったが、同意を完全に無視する社会はないだろう。最近、本人の同意を重視するのは一般であるし、セクハラの問題などの関係で声高に訴えられている。私も賛同する。本人の同意は重要である。父親の同意はどうでも良い。ここで、同意はなぜ重要であるかについて考えて見たい。...

性と出産

性と出産が密接すると自然に思われる。もちろん、これは異性関係に限るが、異性関係を望む人は大半であるようだから、普通のイメージになるのは当然だろう。その上、出産は産霊の一種であるし、別途で述べたように性的な行為で結びを強めることは強く促すべき行為であるので、惟神の道で子供をたくさん産むべきなのではないかと思われるだろう。 実は、そう簡単ではない。 まずは、子供を産んだら、原則としてその子を育てる義務を背負う。親子の結びでも触れたが、それは大きな責任であるし、実力も時間も財産も必要である。そして、子育ては産霊を実現する唯一の方法ではない。別な方法を選んだ人は、子育てで力を十分注げなくなると判断することは少なくないだろう。その上、人間の数が地球に負担を掛ける。産霊は人間に限られていないので、他の生き物の産霊にも配慮しなければならない。...

性的な基本方針

性の基本は相手との性的な行為であると捉える。基本は全てではないが、基本が分からないとその他の要素を理解するのは困難である。相手との性的な行為が基本となる理由は特に挙げられない。明白に見えるだけである。違う見方もあるかもしれないが、結局全ての側面から考えるつもりだから、出発点の選択が大きな問題にならないと思う。有力な反論があれば、考え直すが、とりあえずこのように進めたいと思う。 二人の間に活発的な性的な関係があれば、それは結びに大きく貢献する場合は多い。お互いの理解度、お互いの寛容、お互いの受け入れにも貢献する。恋愛の結びはもちろん、友人の結びにも家庭の結びにも適切である。このような性的な行為を行うのは良いことである。惟神の道の基本価値観の一つの結びに強く貢献するからである。これは、子供の出産と全く関係のないことである。相手同士の結びの発展自体は良い。 ここで但し書きが必要となる。...

色欲

色欲

誘惑と言えば、色欲と性的な行為がすぐに思い浮かぶ。「誘惑」の典型例でもあるし、代名詞にもなっている。誘惑を論じれば、見逃してはいけない。その上、個人的に、典型的な誘惑の中で、誘惑として感じる唯一の例である。麻薬等や賭博の誘惑はほとんど感じないが、色欲は普通にあるし、色欲のために必ずしも賢明とは言えない行動をしたこともある。読者数がわからないうちに、私に役に立つことを考えるのは一番なので、性的な誘惑に特に時間を費やす。 その上、惟神の道から見れば、特に難しい問題になる。その理由は三つある。...

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