5月 2025

日本国憲法第百四条

右翼がずっと「憲法改正、憲法改正」と叫ぶが、第九条ばかり。確かに「日本を囲む安全保障の環境が厳しさを増している」。だが、憲法改正なら、より重要なところがあると感じざるを得ない。それは第百四条。 首都圏の富裕層の年寄りに迷惑を掛けてはいけない 日本国憲法第百四条 この条文から発生した弊害は甚だしい。 財源を確保するために富裕層の所得税率を上げようとすれば、憲法違反。首都圏の富裕層の年寄りの納税額が増えるので、迷惑だ。 地方衰退に歯止めをかけるために機能を首都圏から移そうとすれば、憲法違反。首都圏の便利さがちょっと下がるので、富裕層の年寄りを含む首都圏の住民の迷惑。 環境問題に取り組めば、憲法違反。今挑むために生活様式を変える必要があるが、首都圏の富裕層の年寄りの迷惑になるし、問題が否めないほど深刻になる前に死ぬので、迷惑で憲法違反。...

身近な寛容

日本人の懐は深いと言われる。寛容して、違う人を認めると言う意味だ。「内と外」という概念もあるので、どれほど受け入れるかは疑わしい場合もあるが、事実もある。それでも、寛容というのは、単純な存在ではないのだ。 一つの要素は、他所者の慣習を許すことだ。例えば、宗教が違う人や家族構造が異なる民族を批判せずに認める。このような寛容は極めて重要である。なければ、残酷な戦争が発生して、憎みの連鎖が永遠まで続いてしまう。但し、ここで論じない。 もう一つの要素は、身近な人の行動に対する寛容である。...

最近の投稿

最近のコメント

アーカイブ

カテゴリー

メタ情報